転回

彼女サンから「別れませんか」という電話来る。
言葉が出ない。
理由は将来への不安とか言われたが
要は私が「見切られた」ということなんだろう。
相変わらずの「見切りの早さ」に直面する
自分の駄人間さは承知済みだが
それでも言い知れぬ虚無を感じる。


夜はこの前私の勘違いでごたごたしたI氏と飲む。
酔いつぶれようとも思ったが持ち前の小利口さが邪魔をする。

その後I氏の家になだれ込んで観た
ニューシネマパラダイス』は
眠さをこらえながら観てよくわからなかったので
それなりに酔っていたのだろう。
存在に虚無が広がる。